1980年(昭和55年)第一南幼稚園の卒園生を中心に第一南FCとして創立。今では当たり前だが、幼稚園を卒園
したばかりの1年生のチームはめずらしく、対戦するチームもなく、ひたすら個人技を中心に練習していた。その1期生が5年生になり、初の公式試合となった新人戦でいきなり優勝し、県大会での戦いぶりが注目される。その後も県大会では準優勝や3位となり、県内の強豪チームとして知られるようになる。ついに平成18年度の新人戦で県大会を制し、青森市初の県大会優勝チームとなる。発足当時から『足元に優れた選手で闘うチーム作り』を目指していたため、特にテクニックを必要とするフットサルが強く、全日本フットサル大会(バーモントカップ)には5年連続8度の出場を誇る。長年のサッカー選手としての経験から『試合に生かせる個人技』を指導の柱とした結果、全日本少年サッカー大会も5度の出場を果たしている。東北大会となるコカ・コーラ杯やチビリンピックでも優勝し、活躍の場が青森から東北、日本へと広がっていった。幼稚園から中学生までの一貫指導を特徴とし、その柱はやはり『試合に通用するテクニック』。こうした一貫指導の成果が、2016年(平成28年度)には 4,5,6年すべての学年が県大会を制す快挙を成し遂げた。第一南幼稚園の卒園生ばかりでなく、広く青森市内から選手が入団するようになったため、2002年(平成14年度)にチーム名を『青森FC』に変更した。発足当時から一人で指導してきたが、教え子が指導者として加わったことで平成19年に卒業生が中心となってジュニアユース(U-15)を設立する。初年度にJFAプレミアカップ青森県大会を制し、東北大会に出場し、現在は東北みちのくリーグに所属している。サッカーとフットサルの共通点であるサッカーの『原理原則』に基づいた指導は全日本少年サッカー大会、青森県少年サッカー大会、全日本フットサル大会の主要3大会の完全制覇の2度の達成が示している。2007年2月にはOBからU-15(U-17FIFA
ワールドカップ2009)の日本代表候補や2016年8月にU-19日本代表を出すなど数多くの優秀な選手を輩出ししている。また2016年6月にはクラブ初のJリーガー(現ジェフユナイテッド市原・千葉 高橋壱晟)を輩出した。また教え子の多くが小学校から高校まで各種年代でサッカー指導者として活躍しているのも特筆される。
主な練習場所
第一南幼稚園園庭(人工芝)やセントラルパークの他、スポーツ公園(人工芝)など。冬場は体育館やサンドーム等で通年で活動しています。