距離を置く

 時代が違うというか、育った環境が違うので、的外れかもしれませんが、子育ては、『子どもとの距離の置き方』がとても大切な気がします。もちろん生まれたてや幼少期は、それはそれは目の中に入れてもよいくらいの愛情で接するでしょうが、いつまでもそれでは、独り立ちしません。皆さんも頭ではわかっていることですよね。
 ここでは、サッカーにおける『距離の置き方』についてお話します。サッカーでの勝ち負けに親御さんは熱くならないことが大切です。勝ったり、優勝したりすると、家族で大喜びするのは自然な姿でしょうが、それが大きければ大きいほど、今度は『負けたらどうしよう』というプレッシャーがその分大きくなります。時折、お父さんが子どもにアドバイスとか叱咤激励をしている姿を見ますが、大人の負けた悔しさが、子供の悔しさを上回り、ついつい怒ってしまうことはありませんか? 自分の怒りの感情をぶつけてはいませんか? それでは勝ち負けの土俵で顔と顔がくっつくほどの近さであり、子どもからすれば、心を閉ざすしかありません。
 勝っても負けても、ある程度、サッカーの勝ち負けに『距離を置き』、サッカー以外での親子の会話や遊びで『距離を縮める』してはどあうでしょう。小学4年生ともなれば、もう自分の気持ちをはっきりと主張したりする時期です。
 日常生活の上で、行儀ややるべきことで怒ることは必要ですが、楽しむべきスポーツで怒られる必要はありません。それは『サッカーの上で親子の距離が近すぎる』のではないかと思います。
 いろいろな場面や側面で、『距離の取り方』を工夫してはいかがですか?
  

2022年08月18日