10月26日(土)から、2024年度 高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会 東北大会が開催された。この大会の参加は東北U-15みちのくトップリーグ9チーム(優勝チームは除く)と、みちのくチャレンジ北リーグ 6 チーム、みちのくチャレンジ南リーグ 8 チームの計 23 チームに各県の予選の優勝チームを合わせた29チームで行われる。青森FCはみちのくチャレンジ北リーグの5位で出場権が与えられた。みちのくチャレンジリーグも毎年昇格、降格があり、最下位8位は自動降格、新しく参入するには県のあすなろリーグで1位になり、北3県のチャンピオン3チームとみちのくチャレンジリーグの7位の4チームでプレーオフをして優勝しなければ昇格できない。だから、ちみのくチャレンジリーグに参入するのも厳しいし、残留するのも大変なことである。だからこそ高円宮杯に参加できるだけでも、その価値は高い。 青森FCは、その初戦、福島のJFAアカデミーとの対戦となった。JFAアカデミーは日本サッカー協会が全国から優秀な選手を集め、寮生活をしながら福島の地元の中高校に通い、サッカーの中高一貫指導を受ける生徒たちだ。 青森FCは、大澤監督から『トップレベルのチームだからと行って、守るサッカーはしたくない。中学生最後となる試合かもしれないが、全力で向かっていけ』との言葉を受けて試合がスタートした。終わってみれば0-5の敗戦ではあるが、果敢に攻め、もう少しで得点をいう場面も作れたし、全員が守備に攻撃に全てをささげた90分であった。GKも1vs1の場面でシュートを阻止したりと、青森FCの魂を見せてくれた。 これで中学3年生はサッカーに一区切りをつけ、また新しいステージに向かうことになる。青森FCのモットー『文武両道』の姿を見せてくれることを願っています。ご苦労様でした。