第36回青森県U-11サッカー大会 2年ぶり9回目の優勝

 11月9日(土)、10日(日)むつ市ウエルネスパーク しもきた克雪ドームで開催された青森県少年サッカー大会の新人戦が行われました。予選リーグは4チームずつの4グループが戦い、各グループの1,2位が決勝トーナメントに進む。青森FCは予選全勝し、決勝トーナメントに進んだ。決勝トーナメントは1回戦を勝ち上がり、準決勝は八戸地区の第1代表Br.Vibolaと対戦した。前半1点を奪い、しっかり守っていたが後半終了間際に同点となり、延長でも決まらず3人のPK戦となり4-3で勝ち切り、いよいよ決勝に進んだ。決勝の相手は予選リーグで同組だった藤坂南との対戦であったが、2-0で勝ち、2年ぶり9回目の優勝を果たした。             36回目の歴史のある大会であるが、青森FCは前身である第一南FCから数えると、優勝が9回、準優勝が3回、3位が5回、4位が3回と実に20回の入賞を誇る。これこそ伝統であり、脈々と受け継がれた青森FCの魂である。今回の優勝は、実は6年生のおかげでもある。6年生は人数が少ないため、常に5年生の選手がチームの主力として戦ってきた。そして、人数が少ないながらも必死に頑張る姿を5年生は見てきた。また、仲がよく、チームワークの良いチームだ。なかなか結果がでなくても腐ることなく、120%の力で戦ってきた。勝ち負けにとらわれず、ひたむきに戦う姿こそ青森FCの伝統であり、いまだに受け継がれている心だ。             日曜日は、1年生がひらかドームでの試合があり、ほぼ力が均等になるように分けた2チームが出場した。1チーム6人制の10分ゲーム。6試合をGKを必ず交代でやり、1チーム8人なので、2分間で2人が、あらかじめじゃんけんで決めた順番で交代を繰り返していく。もちろんキーパーをやったことのない子もいるし、交代によっては逆転されてしまうこともある。でも『全員で勝つ』ことの意味は大きい。ベンチからの指示は一切なし。それでも2チームとも決勝トーナメントにすすみ、準決勝は同じ青森FC同士。どちらも譲らず、PK戦となったが、青森FCボンジーアがPKで勝ち上がり優勝した。青森FCアミーゴも4位と健闘した。