怒らない

 日曜日に多目的広場(旧アーチェリー場)で試合を行った。2学年混じっての試合なので、どうやって先発メンバーを決めようか悩んだが、前半組と後半組に分けて、前後半総入れ替えで試合に臨んだ。全員が試合に出るとチームの雰囲気もいい。4時間後に練習試合を行った。相手は6年生で大きくて、俊足のいるチームだ。チームの雰囲気がいいと、試合の流れもよくなり、なんかわからないうちに点をとった。後半は全員を入れ替え、押され気味になったが、必死の守り(鼻血も出したが)、なんとか勝ち切った。                                                   最近は試合中にあまり指示を出さないようにしている。必死に動いている選手にながながとコーチングしてもなかなか伝わらない。ハーフタイムに作戦盤で指導したほうが、わかりやすい。試合中になにやら、怒っているやら、文句を言うやらしている人を見ることがある。かえって選手は委縮する。                                    教育や保育の現場でも、先生が怒って不適切保育とか虐待とかのニュースが出る。確かに、なかなか思うように言うことを聞かない子もいると、ついつい感情が爆発しそうになるのもわかる。でもそれは、大人が子どもを一つの枠の中に閉じ込めようとするから、ストレスになる。特別な配慮の必要な子もいてパニックになれば、先生も心が痛み、ストレスを抱えてしまう。   昨日のテレビのドラマで、脳機能障害の患者さんが、怒りのを鎮める6秒ルールというものをやっていた。教育支援の場でもクールダウンという手法をとるが、我々保育者や先生方も同じようにクールダウンや6秒ルールがあったほうがいいかもしれない。