12月7日(日)にジェフ千葉のJ1参入戦の1回戦が行われた。最終戦で5-0で勝った者の、リーグ戦最終順位が3位となり、残り1枠をかけて、プレーオフが、ジェフ千葉vs大宮、徳島vsジュビロ磐田の行われた。リーグ戦3位のジェフ千葉は、引き分けでも勝利となり、2勝すればJ1へ昇格することができる。実に17年ぶりとなりそうだ。 その試合は、練習が終わって、家でDAZNで見たいた。前半早々失点し、前半を終わった時点で0-3のビハインド。やはり無理かなと思って、後半を見ていた。17歳ルーキーが交代出場し、彼にボールが渡ると、そのスピードにスタジアムの空気が一変したのがわかった。とにかく早く、生き生きしている。プロの試合が初めての彼に、それほど大きな期待はできない。と思っていたら、周りの選手も彼のプレーに引っ張られ、がぜん息を吹き返したかのように見えた。1点を返す。そして2点目、とうとう彼が同点シュートを決めた。3-3のままでは、大宮は敗退となる。焦る大宮の選手たち。表情が一変した。追い込まれた大宮の選手の動きが鈍くなる。勢いに乗るジェフ千葉。とうとう逆転してしまった。0-3からの4-3の逆転勝利。夢のような試合だった。ホームの黄色にそまったスタジアムが地鳴りする。涙するサポーター。いよいよ12月13日は徳島との対戦だ。勝つか、引き分けでもJ1に昇格する。どうゲームプランを組むか?監督としては難しいところだが、選手にゲームプランはいらないだろう。ひたすら勝利を目指して先取必勝だ。
