『敗戦から学ぶこと』

 土日で平賀で3年生の大会がありました。1日目は交流戦、2日目が本戦でした。交流戦は6試合をすべて前後半総入替で試合をしました。1試合インターバルをおいての試合のため、子どもたちはかなり疲れたと思います。2日目の本戦は2試合のインターバルでしたので、ちょうどよかったと思います。審判も当たっているので、審判服、パンツ、ストッキングをはいて準備したのですが、足も細くなり、日に焼けていない白い足が恥ずかしかったのですが、大会本部で、私の年齢を思いやって、他の方にやっていただき大変助かりました。ありがとうございました。予選リーグも総入替で戦いましたが、1位抜けしたMIRUMAEに終了間際まで1-0でリードする頑張りを見せましたが、終了間際に追いつかれ1-1で終えた試合が一番見ごたえのある試合でした。必死に頑張ることが一番大切なことということを伝え、子どもたちがそれに応えてくれました。     土曜日にあった県少年には応援にはいけませんでしたが、ご苦労様でした。私のサッカー歴は中2からですので、すでに54年となりました。中学では県大会優勝の先輩と一緒にプレーしましたが、自分たちの年代になると弱いチームになりました。高校も同じです。先輩と一緒にプレーして県大会で優勝し東北大会にも進みましたが、先輩が引退して新チームになると結果は残せませんでした。大学は当時は2部所属で、なかなか昇格はできませんでしたが、4年の時にやっと優勝して1部に昇格することができました。勝ち負けや、強いチーム、弱いチームに価値観を奪われると、ここまでサッカーを続けてこれなかったと思います。青森に帰ってきても社会人でサッカーを続けましたが、青森FCの指導がだんだん忙しくなってもプレーは50歳まで続けました。さすがに60を過ぎてからは怪我をして指導ができなくなってはいけないとプレーするのは、もっぱら子どもたちだけとなりました。結局、何が言いたいかというと、プロであってもアマチュアであっても、サッカーが好きでないと続けられないということです。私にとってサッカーはなくてはならないものになっています。特に弱いチームの中で、腐らずに必死にチームをまとめ、仲間を助ける経験がその後の生き方を決めたような気がします。