基本の4vs4

昨日はサンドームで1年生から4年生の練習であった。1年生は遊びながらのボールフィーリングとゲーム。3,4年が遅れて参加してからは3,4年生を担当した。最初は『どこまでいけるかリフティング』なかな前に進まない。そのあとドリブルからのパスコントロール。コーンになかなか当たらない。ドリブルの姿勢が悪いと、当たらない。そのあとは4v4でのハンドパスゲーム。最初はボールを上ばかりに投げてつなごうとする。次にパスはゴロのみとすると、すぐに奪われてしまう。パスが5本通ったチームの勝ち!           『どうすればうまくいく?』かえってくる答えは、模範解答。しかし、『ちゃんとパスする』『ちゃんとパスしようとしてるんだけどね・・・』『なんでとられるの?』正しい答えを出そうとしているのか、本質に気づいていない。そこで、最近使っている作戦版。そこに4つの駒を置く。『4人のチームだったら、どんなポジションにする?』『あんまりスペースを相手に与えない4人のポジションをどうやったらできる?』『こうなったら、どうする?』『もっとひらく!』視覚で考えるとわかりやすい。そこで、『4vs4の基本』を教える。深さと広がりだ。言葉としては難しいが、感覚で理解するのでいい。そのあと、サッカーで4vs4をやる。理解できている子はポジショニングがいい。ポジショニングがいいと、パスのタイミングも良くなる。だんだんと得点が増える。そして面白くなる。個に頼ることなくチームで戦う。好守をチームで戦う。個に頼ると、攻撃と守備に役割が分かれてしまう。個を伸ばすといっても、人それぞれ個性も能力も違う。個人の能力に秀でている選手もいれば、仲間の使い方もうまい選手もいる。試合となると、相手の特徴もあるし、指導者が戦術やサッカーの方法論を押し付けるのは、特に育成年代では慎まなければならない。子どもたちと一緒に、その年その年のチームにあった戦い方を一緒に作っていった方がいい。一緒に考え、模索し、お互いが納得した戦術を作りあげる。戦い方も一つではダメである。いろいろはチームスタイルに応じて、いくつか用意しておくほうがいい。それを一緒に考えながら、意見を出しながら作り上げていくことが、チームの一体感を作り上げる。                                         選手としてばかりでなく、サッカー指導者あるいは、サッカーの理解につなげる指導も大切な仕事である。プロのサッカー選手ばかりがサッカーに関わるだけじゃない。指導者あるいは、サポーターとなって、サッカーが人生になくてはならないものになってほしい。  ちなみに、きのうの練習で、パスを何本か出しただけなので、朝から膝が痛い。毎日朝エアロバイクを漕いでいるのに、困ったもんだ