第35回青森県少年サッカー大会新人大会青森地区予選

 9月17日、18日にわたり、新総合運動公園の多目的広場(旧アーチェリー場)において新人戦県大会の地区予選がありました。青森地区からの出場枠は3チームです。予選リーグの1,2位が決勝トーナメントに進みます。トーナメント一回戦で勝っても県大会出場は決まりません。二回戦で勝っても決まりません。決勝戦まで行ってやっと県大会出場が決定しますが、2回戦で負けた場合は3位決定戦で勝たなければ県大会には出場できません。青森FCにとっては県大会出場は最低目標でもあるので、その分プレッシャーがかかる大会です。
 1stと2ndチームが出場しました。1stは5年生に4年生が加わるチームです。2ndは4年生と3年生のチームです。残念ながら2ndチームは予選で敗退しましたが、1stチームは予選を全勝で突破し、決勝トーナメント1,2回戦も勝ち上がりました。決勝は前半1-1と折り返しますが、守備の連係ミスから失点し準優勝となりました。
 思えば、5年生は低学年の時から人数が少なく、ギリギリの人数で戦ってきました。その分、仲間同士の絆は深く、みんなが友だち思いの優しさを持っています。大会にいっても大量失点をし、涙が止まらないときもありました。一人が孤軍奮闘してもチームとして勝てないジレンマに嫌気がさすこともありました。それでも誰一人欠けずに今までやってきました。
 1年間、上級生を相手にリーグ戦を戦ってきました。伝えたことはただひとつ。『勝ち負けじゃないところで、意地を持て!』『強いチーム、上手い選手を恐れずに向かっていく気概を持て!』『それが本当の強さだ!』と。どうしても、自分が所属するチームが強いと、そこにいるだけで満足してしまうことがあります。
 地区大会を終えて、良く戦ったと思います。ここまで強い気持ちで戦えるまで成長したことに驚いていると同時に、君たちのすばらしさに気づかされました。県大会に向けてまたがんばりましょう。