現在、青森FCのジュニアユースを卒業して、この春から、それぞれが、いろいろな場所、チームでサッカーを続けている。幼稚園、小学校と中学校までだと、長い子は12年間青森FCに所属している子もいる。その中の一人にK君がいる。現在はJクラブのユースチームにいる。もちろん競争の厳しいところだから、レギュラー争いも当然である。ライバルの活躍に焦って落ち込んだ時に、電話が鳴った。『まだまだ始まったばかり。パワーやフィジカルで勝負するのは、これから。しっかり鍛えて、体を作り、今は焦らず判断力を上げろ。』とアドバイスした。夏休みが終わり、『高3に混じり遠征に連れて行ってもらっています。もちろん試合にも出させてもらっています。』と元気な声が返ってきた。 話の中で、スタッフから声をかけてもらったという。どうやらトップチームのコーチらしい。『園長先生元気ですか?』その話を聞いたとき、2人の顔が浮かんだ。そういえば、ライセンスを取りにいった時に一緒だった人がスタッフに今シーズンから加わった。これも何かの縁だと思う。こうしてサッカーを続けていると、縁がとりもつものも多い。それは、やはり選手を見る目が同じだからこそ信頼関係が築けるということだろう。