第34回青森県少年サッカー新人大会 青森地区予選 優勝(3年連続26回目)

 8月7,21,22日に行われた新人戦の地区大会は、豪コーチ、木村コーチが6年生の試合のために不在となり、私が1stチームを、神コーチが2ndチームの采配を任されました。私は、最近は3,4年生を見ることが多く、1stを見る機会は、平日の練習以外はほとんどありませんでした。幸い、予選リーグで最近の選手の伸びや特徴を観ることができたので、決勝トーナメントでは、15名全員を出場させ、優勝させることができ、ひとまず責任を果たしたと安堵しました。
 正直始まる前は誰でも絶対の自信があるわけではありません。新人戦ですから、対戦したこともなく、相手のチームのこともよくわかりません。私たちは、大人の感覚で子どもたちのプレーの良しあしを判断しがちです。同じ10歳、11歳に戻って観れればいいのですが、もう50年以上も前のことですから、それは不可能です。ですから、どうしても『なんで出来ないだろう?』とダメ出しをしてしまいがちです。ですから、指導経験が長い私ができることといえば、『選手に安心感を与えること』です。緊張するトーナメント1回戦では、試合中に『もう緊張はとれたかい?』と声を掛けました。さらに県大会出場を決める準決勝では、『0-1で負けてると思ってスタートしなさい』と言いました。そしてベンチを温めてくれているメンバーを送り出す際は、『失敗してごらん。何やってもいいんだよ。』と声掛けをしました。たったワンプレーで終わったかもしれませんが、トラップからパスの良質な状況判断をきちんと気づいてあげれました。
 先の『監督の一言』で書いた『距離を置く』と相通じるものがあります。私たちは『どうやって選手を伸び伸びとプレーさせるか』に主眼を置かねばなりません。高い位置から子どもたちを見てはいけません。『叱咤激励のつもりで』という言葉をよく聞きますが、激励なら、叱咤より共感です。失敗したら、『あー惜しかったな!』、上手くいったら自分のことのように喜ぶ。ハーフタイムでは長々と説教はいりません。具体的アドバイスのみです。10歳前後の子どもたちにストレスを与える指導者ではいけません。どうすれば、どの子も伸びるのかを考えて、日々のコミュニケーションに時間を使います。ほんのちょっとの言葉がけが子どもには大切なのです。
 練習と実際の試合では、相手が変わるのでプレーの強度やプレッシャーの速さも違います。久しぶりに試合を采配した新人チームの印象は、『飛躍的にチーム全体での攻守ができる』ということでした。個々の選手の良さをチームメイトが引き出す。そんな印象がありました。新人チームの良さは、指導者を頼らない点です。スタッフがギリギリだと試合準備などで試合前のウォームアップは観れません。自分たちでやらないといけません。必ず一度心拍数を上げる約束をするだけです。
 子どもと同じ目線に立つことが、指導者にとっても、保護者であっても、サッカーでのつながりだし、人と人との暖かな関係を築く上で一番大切なことです。
 また、練習のレベルアップが必要になってきました。さて、来週は子どもたちが『もっとやりたい』と言ってくれる、どんな練習をしようかな‥‥‥厳しさは練習から


2022年08月22日

2022年08月22日